DNではご無沙汰しております。実に1年2ヶ月半振りくらいの更新です。
その間何をやってたかと言うと

妊娠からの出産からの現在進行形で育児してます。
今日でなんと、生後半年です。

どうせなら、娘のハーフバースデーに合わせて更新しようと目論みまして、ポケカ全く関係ないですが、今回は妊娠〜今までの記録を書こうと思います。





娘を授かって早半年。まるで昨日のことのように、鮮明に覚えています。
今から半年前の5月8日、待望の第一子として女の子を出産しました。12:45でした。

ちょうどお昼時。そのため、病院にてこの日のお昼ご飯だけ食べ逃してしまいました。入院生活の中で一番悲しい思い出でです←



妊娠、出産は女性しか経験できずしかも、一生の内であるかないかも分からない、あっても数回しかない貴重な経験です。
まさか自分が、この貴重な経験ができるなんて思いもしませんでした。

〜妊娠期〜
思い返して去年の9月、ポケカ初めてちょうど1年経った頃、明らかに普段と違う体調変化が急に現れました。
簡単に言えば、もんのすごーっく、疲れやすくなりました。徒歩通勤で、片道15〜20分の普段ならなんでもない距離が、え?なんで?って思ってしまうくらい疲れたのです。気持ちは元気なのに。

そこから、病院行って妊娠確定し、毎日葉酸飲みながらつわりと戦う生活が始まりました。

私のつわりの症状は珍しい方なようで
・匂いつわり(焼き魚、歯磨き粉の匂いが特にダメ)
・食の好みの変化(ハムを受け付けない。他もろもろ)
・偏食(ケンタのチキン、フライドポテト、塩パン、パイナップルとかのフルーツ以外食べる気ないよー)
で、何より辛かったのが

・スマホPC本TV見るとすぐ気持ち悪くなり見てられない
という症状!

DN更新できず、ラインもツイッターもほぼできず、TVはもともとあまり見ないけど漫画も読んでられないとか、ただでさえ何もしてなくても気持ち悪いのに、暇つぶしさえ許されないとかマジで苦行でした_(:3」z)_

そんな、つわり期のお助けアイテムが
・飴(特にレモン)
・kiriのクリームチーズアイス(食べてる時だけ効果あり)
でした。大変おせわになりました。

約2ヶ月くらい続いたつわりも落ち着いて、博多広島飛んだりしましたが、赤ちゃんには何事もなく無事に大きく成長。

ただ、マザーの方は妊娠中のお肌のトラブル、体重増加といろいろ大変でした。

今までなんともなかったのに、山芋すれば手が痒くなるし、大根すれば手が痛くなる。
湿疹って言うのか、肌が大陸みたいな形で赤くなってめっちゃ痒い。
クリーム塗っても薬貰っても、痒い。
なんとか治っては別のところにって感じで痒みといつも格闘してました。
週数が進むにつれてだんだん落ち着いてきたけども、臨月入る頃にまた痒みさんこんにちは。

なんでかって言ったら、お腹が、刺したら破裂するんじゃないかってくらいパンッパンに大きくなったから。
皮膚が、伸びるお腹に耐えきれなくて引っ張られて、めっちゃ痒くなるんです。結局出産するまで痒みはお友達でした( ; ; )

あとは、9ヶ月か臨月の辺りに足のむくみがヤバかったです。酷い時は象みたいにパンッパンで。
トコちゃんベルトっていう、早産予防にもなる有名なベルトをしてたんですが、辞めました。圧迫しちゃってるからダメなんじゃないかと思いまして。外してからは、幾分マシになりました。

むくみ解消用の靴下みたいなのも大活躍。
むくみは酷いと出産にも影響するみたいだったので、いろんな解消法試したりして、出産時にはほぼむくんでない状態に持っていきたいと必死でした。そのおかげか、ほぼむくんでない状態で産めたので、やってよかったなーと。

試してたことは主に
・むくみ解消靴下
・足の指に挟む解消グッズ
・バナナ、リンゴを食べる。カリウムの摂取
・寝る前に足を高い位置に上げてぶらぶらする。
くらいでした。



そんなトラブルたちに見舞われながら実家で生活し、出産2日前(予定日3日前)となりました。
里帰り出産なので3月末から実家にお世話になってたんですが、毎日暇で暇で、いろいろ料理してました。
で、その日作ってたのがピザ4種
めっちゃ美味しかったんですが、量があって食べきれなくて、明日食べよーって思って残しました。
ところが
日付が変わって1時間ほど経った頃まさかの

破水∑(゚Д゚)

破水とは、赤ちゃんが入ってる袋が破れて(理由は不明)中の水が外へ出てしまうこと。
簡単に言えば、中に人形でも入ってる水風船が割れた感じ。

前兆?そんなものありません。
しかも、本当に破水なのかどうかすらよくわからない。
病院に電話したら直ぐにきてくださいとのこと。

ああ、私のピザ…
や、でもこれ破水じゃなかったら家に帰されるしまだチャンスあるな。
とか思いながら、入院セット持ってタクシーで病院へ。
その時たぶんお腹は痛くなかったので、移動もヨユーでした。
でも、めっちゃ緊張。頭の中、え?破水?産まれるの?もう?マジで?みたいな、いろいろ混乱。
で、診察の結果破水確定。

もうすぐ赤ちゃんに会えるのか〜
可能性あったとは言えまさか破水から入るとはな〜

破水すると、外の菌が中に侵入できてしまうので、赤ちゃんを守るために感染予防の点滴してそのまま入院となりました。

付き添いの旦那に
ピザ、食べていいよ。と、悲しみの一言を告げてお別れ。(家族でも、陣痛来てないので泊まれなかった)

さようなら。私のピザ…
今回の出産劇で何よりも悲しい出来事でした。←食い物ばっか(知ってた)

通常、破水すると24時以内に陣痛が来ると言われています。破水した数時間後から、弱い陣痛が始まりました。(弱いと言っても、痛さレベルは常にタンスの角に小指ぶつけてる感じ)
そんな陣痛が5分間隔だったり、10分間隔だったりで不定期にあります。
が、出産に繋がる本陣痛ではないとか。(耐えれるなら大丈夫だね基準。ふざけるな。でもほんとにそうだった)

気が滅入りながら迎えた8日朝。(予定日前日)
破水から32時間経過しても本陣痛が来ず、母子のことを考えると陣痛促進剤使った方がいいんじゃないかということで、医師と相談した結果投与決定。

ここから、人生で一度も経験したことがない壮絶な痛みと遭遇するわけです。まさか、こんなに痛いとは…!!

今じゃもう笑い話にできますが、あの痛みは叫ぶというより絶叫せざるを得ない痛みでした笑
例えるなら、水分が全く含まれてなくて、しかも、1年以上は余裕で溜まってる大変便利な物が出たがってる感じの痛み。
出産は、それを一気に出す感じ。

陣痛中も、出産中も、アドレナリン出まくって意識はめっちゃはっきりしてました。
自分に集中しすぎて周りで何してるかはわからないけど、そもそも周りなんか気にする余裕ないし、でも周りの声は届いてる。

そして陣痛中に思っていたことは
・呼吸法指導いいから尻押して(痛みが逃げる)
・握るもの欲しい
でした笑

基本、陣痛室にて赤ちゃんの外界への入り口が完全に開ききるまで待機します。その間ベッドの上で壮絶な痛みと格闘。
身体の準備が整うと、陣痛室から分娩台まで徒歩移動します。これがまた苦行。

出産する時ほとんど子供のこと考える余裕ありませんでした。
痛い、裂けるって思いながらイキんでは休んでイキんでは休んでの繰り返し。

そう言えば、同時期の妊婦さんで分娩台上がってから十何時間とかかかったって言ってた人いたな〜とか思いながら、いつ出てくるのか分からないけど、産まなきゃこの痛み終わらなくて、でもめっちゃ痛いし、逃げられないからやるしかない。
いっそのこと帝王切開の方が楽なのでは??という思いも過ぎりながら、言われるがままイキんで休んで繰り返して、娘誕生。
産んだ直後に思うのは

もうこんな経験2度としたくない。

不思議なもので、今となっては痛かったっていう経験しか残らなくて、痛み忘れちゃうんですけどね。
だから、2人目とか産めるんだなーと。

無事に産声を上げて、一般的にほど近い身長体重で産まれた初めての我が子に言いようのない喜びを感じながら
娘もいろいろされてる間
産後の処置という知らなかった苦痛がまだまだ続く。
これが出産なのね(;´д`)

産後直後でダメージを受けたお腹押されて痛い!(中の血とか不要物排出のため)
切開はしてないけど、出産によって受けた傷の縫合痛い!
産後は座ることすら苦痛で、分娩台から降りて、車椅子に乗るっていう、ただそれだけのことが大変でした。先ず座れるの?っていう疑問から始まる。
以降入院中しばらくは、痛くて座るの大変!ドーナツ椅子万歳!
翌日になれば力みすぎた故の筋肉痛に見舞われるし。
身体そうとうボロボロ…

赤ちゃんはと言えば、うちの産院は母児同室が基本で、分娩直後は赤ちゃん抱きながら分娩台で1、2時間だったか休憩した後、一緒に病室まで移動します。

普通分娩で母子共に異常なし。
そのため、産後すぐでも1人で休んだり寝たりする時間なんて与えられません。そのまま、怒涛の育児スタート!!

おむつ替えどうやればいいの?!
足細すぎて折れそうなんだけど!
うんちめっちゃべったりなんだけど!
またうんちしたけど!
どうやって抱っこしたらいいの?!
首折れちゃいそう!
身体ふにゃふにゃしてるし!
既に爪伸びてて顔に引っかき傷できてるし!
うまく授乳できない!
飲みやすい授乳の体制わからないし!
そもそも飲んでるかわかんないし!

いままで母親学級で培った知識と人形相手の経験をフル動員して、めっちゃあたふた。

おむつ替えや授乳の仕方は母親学級で行ってたのでレクチャーなし。言っても産院で習ったのは数ヶ月前なのでぶっつけ本番みたいなもん∑(゚Д゚)
助産師さんにいい法方聞いたりして、なんとかお世話します。
トイレ行く間すら、泣いたりしないか、誤って毛布被さって窒息しないかとか心配でした。

それから、入院中はほとんど毎日、栄養についてとか他のいろいろ知らなければならないことを聞くための集まる時間があって、それがまるで全寮制の育児学校に通ってる気分でした 笑

破水からちょうど一週間後、母子ともになにも問題なく無事退院。
実家にて1ヶ月と少し過ごして、自宅に戻りました。



初めての育児で知らなかったことだらけで、これでいいのかなって不安もあります。
里帰り出産で専業主婦の実母は毎日家にいたけど、二十何年も前に産んだ今と全く違う環境の子供じゃいくら経験者と言っても、不安は聞いてもらえても的確なアドバイスもらえないのは当たり前で、でも話聞いてもらって、共感してもらえるだけで気持ち救われたから、母には感謝だし、里帰り出産してよかったと思ってます。

育児はぶっちゃけ、話に聞いてたりして想像してたほど大変ではありませんでした。
出産前は、ボロボロになりながらも必死で育児するイメージだったんですが、そんなことはなかった。
そんなに泣かないし、直ぐ泣き止むし。
夜中起きちゃって寝ないってことないし。
これはほんと、子供の性格次第だと思うけど。
もちろん、子1人育ててる訳だから、死なせちゃいけないって責任感もあれば、大人だけの生活よりしなきゃいけないことが増えるから忙しくなる。
でも、子供ができる前から知ってて、覚悟もしていたから、大変だけど、そこまで言うほどの大変さは感じませんでした。
虐待する人の気持ちは全く分からないし。
子供に対してイライラすることも全くないし。

何より、まだ半年しか育児してないけど、とても楽しいです。
我が子が愛しくてたまらない。
この世に産まれて間もない、ふにゃふにゃで直ぐに壊れちゃいそうだった赤ちゃんが、まだ自分の手の存在すら知らない赤ちゃんが、動くから動かして、発見して、気付いて、そうやっていろんなことを日々知っていくんです。
壁ばかり見ていた我が子と目が合うようになり、笑ってくれるようになって、目で姿を追ってくれるようになってくれて、成長しちゃえば当たり前にできることだけど、産まれたばかりの赤ちゃんはそれができないから、そういう些細なことすら、できるようになっていく姿に感動します。
そういう成長を見たり、いつ頃なにができるかなーと想像したりするのが、すごく楽しいです。

ハイハイするようになったら、いろんなとこに頭ぶつけて大変だろうなー
早くママって呼んでほしいなー
いやいや言ってたくさんわがまま言うようになるのかなー
手でご飯掴んで汚しながら食べたりするのかなー
とかとか、書き出したらキリないですが 笑



朗らかにゆったりと身体に負担かけずに過ごしてきた妊娠期間から、痛みと壮絶な戦いを繰り広げた結果に得た小さな小さな我が子。

妊娠、出産、すっごく大変でした。

だけど、そこから得た存在は、たとえその後がどんなに大変に感じたとしても、ものすごーーーーーっく、大きくて、大切です。

子供が産まれて嬉しい。
無事に産まれてきてくれて良かった。
そんなありきたりな感想の中には、計り知れないほどの愛情と、身ごもっていた時の記憶がたくさんたくさん詰まっています。
正に、宝物。

妊娠している時ですら、まさか自分が、人の親になる日が来るなんて思ってもいませんでした。
ほんとに産まれるの?っていう疑問ばかりで。

だから今ある生活が、とても幸せです。
どんな子供に成長するのか、全く想像もつきませんが、愛情たくさん与えながら、できる限り、世の中とはどんなものなのか教えていきたいです。


娘に思うことは、

産まれてくれてありがとう。
あなたを産めてとっても幸せ。
これからもずっと、いろんな成長を楽しみにしてるよ。

です。

最後に、これだけ言わせてください。

我が子ちょーかわいい!
めっちゃ大好き!
愛してる!!!



〜余談 おむつの話〜
退院後はほとんど家を出れないことを知っていたので、予めおむつを買い置きしてました。
ただ、パッケージやネットに1日8〜10枚使用って書いてあったから、その予定で計算して準備しておいたのに、実際は1日15〜20枚くらい使いました。
10枚なんて日があれば、ちゃんと飲んでるかな?大丈夫?みたいな感じで逆に心配してしまう。
おしっこの回数は授乳量のバロメーター。そして、赤ちゃんの肌はめっちゃデリケートなので、ちょっとでも出たらすぐ交換!っていうのがデフォでした。
個人差なのかなー?



〜余談 睡眠の話〜
出産で疲労困憊の中回復する間も無く、育児の24時間営業始まるしで、連続睡眠時間は1〜2時間取れれば、本当いい方でした。
1日のトータル睡眠時間3時間とかあったり。

赤ちゃんは、細切れの睡眠を繰り返すので、寝ては直ぐ起きての繰り返し。
大人には、赤ちゃんが寝てる間が唯一の睡眠できる時間なのだけど、まとまった睡眠に慣れてしまった身体には赤ちゃんの睡眠リズムについていけるはずもなく、寝不足は避けては通れません。

中には、新生児でもよく寝てくれる赤ちゃんもいるんですが、一回の授乳でたくさんのミルクを飲めないので、結局寝てても起こしてあげなければならないのです。でないと、脱水の危険があるので。

職場にいた頃先輩ママさんたちが、夢は寝ること。とか、10分で熟睡できる術を身に付けられると言ってたその気持ち、今なら分かります 笑

赤ちゃん持ちだと、寝れないのではなく、寝させてもらえなくなるのです。
授乳中何度落ちかけたことか!
半年経った今では、普通に寝れるんですけどね。


〜余談 授乳の話〜
一般的に、新生児か以降しばらくは、2〜3時間ごとの授乳と言われます。完全ミルク育児なら3時間ですね。その3時間ごとは授乳開始時間〜次の開始時間までのこと。完全母乳だと欲しがるだけ与えるので、たとえ前回の授乳から1時間しか経っていなくても与えます。

新生児期は特に、授乳おむつ替えで1時間以上取られることもざらです。さらに次の授乳時間までやること終えたら直ぐに寝てくれるとも限らず、気付けば次の授乳時間になってるということも。



〜余談 泣きの話〜
母親学級や、先輩ママさんから聞かされてた泣き。
ざっと赤ちゃんの泣きの種類を書くと
・最後2、3日〜5ヶ月頃までつづく、何をやっても泣き止まない、なんで泣いてるか分からない泣き。
魔の3週目(生後3週目に見られる泣き)もこれに入るのかな?
・黄昏泣き…3ヶ月前後に見られる。夕方になると泣く。
・夜泣き…3ヶ月以降に始まる。夜中突然泣き出す。
(類似して寝言泣きもあるけど、夜泣きと寝言泣きは別物)

幸いなことに、娘はあまり泣きません。
泣いても、抱っこしたりあやしたり授乳すれば間違いなく泣き止みます。
魔の3週目とかなかったし、黄昏泣きも、なんで泣いてるか分からない泣きとかないし、新生児期は声量も小さかったので、押入れ挟んで隣の弟の部屋にも泣き声は届いてなかったらしい。

ただ、最近になって寝言泣きはするようになりました。
寝付いてから、寝言の代わりに泣くんですよ。夜泣きと違うのは、数秒で収まるところ。
寝言泣きの対応を間違えると(泣いたからって直ぐに抱っこして逆に起こしちゃったりとか)夜泣きに発展する可能性もあるそうなので、ヒヤヒヤしてしまいます。



おしまい。

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